キャッシュとスクラッチパッド

キャッシュ

キャッシュはメインメモリの内容をその名の通りキャッシュしておくわけだが、メリットとしては主記憶からわざわざ近くに持って来なくてもアクセス先の周辺やそれ自身がアクセスされたことがあるといつのまにか近くにデータが持って来られているという算段だ。同じ変数を頻繁にアクセスする時間的局所性と近くのデータにアクセスしやすい空間的局所性を利用することで効率的に動作する。

スクラッチパッドメモリ(データメモリ)

スクラッチパッドメモリのことを知らない人は多いかもしれないが、先ほど説明した通り、スクラッチパッドメモリは小さなキャッシュではない普通のメモリに見える。これを普通のメモリとして変数を割り当てたりするのはナンセンスな使い方だ。せっかくの高速なメモリなのでキャッシュと同じように頻繁にアクセスされるような使い方が望ましい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です